良くなる! そう信じて


いつになれば、良くなるの?

私の身体、どうなるの?



こんなことを入院中も退院後も叫びたいほど思っていた。



どのくらいの期間で、
どんなことをしたら、
どのくらい回復するの?



この疑問は先々への不安を含んでいて、答えがないことはわかっていて、それでもせめて参考情報に出会いたかった。



「あなたの身体は元には戻りません」と療法士さんから言われ、その言葉がどれほど希望を奪うことか。



「元の身体には戻れないけれど、〜」というその前置きがあるだけでどれほどゲンナリすることか。



「元の身体に戻りたい」と強く願って灯した小さな火はそんな言葉に吹き消されてしまいそうになる。



保身や規制やいわゆる「大人の事情」で「良くなる」とは言えないらしい。それは、神様でもない限りそうなのかもしれない。



「大人の事情」よりも個人の人生の方がどれほど大切か、比べ物にもならないと思う私。。



倒れた人間にとっては、自分の身体がこれからどうなるのか、どうしていけばいいのか、が何よりも重要なこと。



そして、「良くなりたい」っていう気持ちのエネルギーを強く大きく持つことが回復のための大切なことなんじゃないのかな…



良くなる!良くなる!良くなる!絶対良くなる!誰が何と言おうと良くなる!



私はそう信じている。


女30歳、脳梗塞、左半身不自由になりまして

30歳のときに左小脳梗塞で倒れて 左半身が不自由になりました。 リハビリ、トレーニング、 いろいろやってきてます。 同じような状況の方々や リハビリに携わる方々のために、 情報発信をしていきたいと思っております。

0コメント

  • 1000 / 1000