「ご先祖は私の体の細胞のひとつ」
こんなことを言った人がいる。
これを聞いた時、とてもハッとして、とてもしっくりして、とても納得した。
ご先祖さまたちのおかげで今の自分がある、ということは常々思ってきたけれど、「自分の一部」というのは言われて初めてハッとさせられた。
そりゃそうだ、当たり前だ、と思った。
だって、両親からできている私、ご先祖からできている私、だからご先祖たちは私の体の細胞の一部。
心もそうだ。
心の背景には遺伝子があるのだから、心が選ぶものはご先祖さまたちの総意なのだ。
遺伝子が選んでいるのだ。
心も体も、自分という人間ひとりだけのものではないのだ。
心も体も、ご先祖さまたちの遺伝子で繋がってできあがっていて、つまりご先祖たち総動員の自分なのだ。
自分が心地良いのは、ご先祖さまたちも心地良いのだ。
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