一昨年だったか…芍薬の株を買ってきて鉢に植えていた。
なんで芍薬の株を買ったかっていうと、芍薬が好きだから。
それだけ。
無精な私はたいしたお世話もせずかわいそうなことをしていた。
私なんかに買われてごめんと言いたいくらい。
そんな芍薬が4月に小さな蕾をつけていた。
びっくりした。
あんなに放ったらかしだったのに。
あんなに放ったらかしでかわいそうな芍薬。
でも、あんなに放ったらかしだったのに蕾をつけた芍薬の強さを知った。
芍薬って、強いんだ。
強くて、しかもすごくきれいな花を咲かせる。
芍薬って、すごい。
ただきれいなだけじゃない。
強くたくましくきれい。
そんな風にありたい。
強いっていっても、これからはもうちょっとお世話しなくては…。
かわいそうだった。
…てなことを思っていたら、
4月末、もうすぐ5月になるくらいの頃、
その蕾が、きれいに咲いてくれた。
白の芍薬の花。
とてもきれいだった。
ほかの蕾は蕾のまま枯れてしまったけれど。
今年こんなにきれいに咲いてくれたから、今年の植える時期に新しい株が買えたらいいなぁ。
欲しい品種の芍薬があるから、その株が欲しい。
今年の芍薬の時期ももう終わりだなぁ。
きれいなものの命は短いなぁ。
6月になったら、オオデマリが欲しいなぁ。
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