ある日突然、身体が不自由になったら、みんなどうするんだろう。。。
ある日突然、ベッドから起き上がれなくなったら、
ある日突然、喋るのもままならなくなったら、
まるで小説やドラマや映画の中の世界で、まるで他人事で、それはまるで思いもよらないこと。
私に限らず、世の中にはたくさんそういう人たちがいる。
もう本当にたくさんいる。
なのに。
自分がその立場になるなんて考えもつかないことなのだ。
天変地異だ。
私は、たくさん泣いたんだと思う。
泣いたところで身体はすぐに戻ることはない。
どうにもできないことが心底悔しかった。
何をどうしても身体は戻らない。
それが現実だった。
その現実を受け止めるために、私は多分たくさん泣いたんだと思う。
入院中は、泣き声を誰にも聞かれず誰のことも気にしなくて済む風呂場を泣き場所として選んで、泣いていた。
シャワーの音で自分の泣き声をかき消すようにして泣いていた。
退院後も、風呂場で泣いていた。
時々、夜、ベッドで泣いていた。
泣き声が漏れないように泣いていた。
ある日突然、身体が不自由になったら、、、
私はその現実を前にたくさん泣いた。
そして、とにかくリハビリを頑張ってた。
今もリハビリは頑張っている。
そして、「今」を大切に生きることを大事にしている。
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