ナイフとフォークはとてもじゃないけど扱えなかった。
倒れた年の2014年、不自由な身体になって初めてフレンチトーストを食べた時、ナイフとフォークを使えない身体になったことを知った。
左手がぐにゃりとなり、とても使えたものではなかった。
言葉では表現できないくらいショックだった。
「これからこの身体で生きていくのか…」と。
2014年はそんなことばかりだった。
でも6年経った今は、不恰好ながらも「切る」ことは出来るようになった。
突然不自由な身体になって落ち込まない人なんてきっといないと思うし、その時は落ち込んでも仕方ない。
でも。
「良くなる」と信じてリハビリを続けることが出来れば、笑顔になれる時間も増える。つまり、身体は回復するはずで、身体は気持ちに応えて頑張ってくれるはず。
「この身体で生きていくのか…」と思って落ち込んだそのままの状態は永遠に続かない。
いつかはわからなくても、前を向ける日は来るもので、、、きっときっと良いことあるはず!
明日何がどうなるかわからないんだから、小難しいこと考えるよりも、楽しいことのために、笑顔になれる時間のために、生きていたい。
自分も自分の大切な人もみんな明日どうなるかわからない。
だから、自分も自分の大切な人もみんなみんな笑顔でいられる時間でありますように。
きっと、心も身体も、良くなる。
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