身体のこと

私は、リハビリやウィンドサーフィンのおかげで、身体機能は随分回復した。

階段もまだまだだけど、一応昇り降りできるようにはなったし、

座った時の足は開かなくなってちゃんと膝が前を向いた状態で座れるようになったし、

自転車も乗れるようになったし、

一応周囲からは
「普通に見える。どこが悪いかわからない。」
と言われるくらいにはなった。

でもまだまだ不自由。

でもできることも増えた。

周りの人は、私が何ができて何ができないかっていうのはわからない。

同じ状態にならないと、この身体は理解することはできないと思う。

だから、

自転車に乗れることと

階段の昇り降りが難しいことや
その他のできないことが

繋がらず理解されない。

自転車に乗れるなら、これができるだろう。

ウィンドサーフィンやってるんだから、これはできるだろう。

って、そう思われる。

そういう発想になるのもまぁわかる。

でも現実はそうじゃない。

自転車
ウィンドサーフィン
階段
歩行
これ、全部全然違う。

なのに、なんとなくのレベル感で、そんなことを思われる。

なんとなくのレベル感。

これ、ほんと、やだなぁ。

そう思われるのが仕方ないのもわかるんだけど。

やっぱり、身体のことって、もっともっと知られるべきだと思う。

運動機能とか
麻痺とか
運動失調症とか
脳血管障害とか

TV番組では予防ばっかり特集されてるけど、
そもそもこうなったらこうなるっていうことを知ってから
そうならないように予防しましょう
って話でしょ…

身体はこうなってるんだっていうことをもっと知られるべきだよ…

女30歳、脳梗塞、左半身不自由になりまして

30歳のときに左小脳梗塞で倒れて 左半身が不自由になりました。 リハビリ、トレーニング、 いろいろやってきてます。 同じような状況の方々や リハビリに携わる方々のために、 情報発信をしていきたいと思っております。

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