おだやかであたたかな日々を私は祈る

宇多田ヒカルさんが好きなので、先日NHKで放送されたSONGSを観ていた。

「あなた」っていう曲の歌詞を初めて耳にしたとき、どうしようもなく心から共鳴した。


そのまま同じことを思えて、その歌詞を聴いたときびっくりしたのを覚えている。

番組の中で、宇多田ヒカルさんが歌に込めた思いは「祈り」だと話していた。



何が起こるか全くわからない。
0.5秒後に全てがひっくり返される可能性がある。
そんな幼少期の環境の影響を受けていると語っていた。

いつ何が起きるかわからない。
安心したいけど、
安心したら傷つくから、
何も信じないようにしよう。
いいことが続くといいなって思うけど、
できるだけそうしないようにしていて、
でもそう望む自分のことも消しきれない。
それが祈りや願いや希望になる。

そう語っていた。

感想の全てをここに書くようなことはしないけれど、

0.5秒後に何が起きるかわからない
とか

歌詞の「大概の問題は取るに足らない」
とか

歌詞の「代わり映えしない明日をください」
とか

自分はもう全く同じことを思っている。


当たり前に明日なんてないし、
当たり前のものなんてなんにもない。
って、私はそう思っている。

だから、今目の前のことを大事にしたい。

そうやって自分が大事にしているものを、
誰かにとても軽率に扱われることがあったり、
誰かに踏みつけにされたり、
そんなことがあると心底悲しい。

悲しいことはたくさんあった。


でもきっとその悲しみは無駄にはなっていないはず。

なぜって、私はいつも真剣に向き合ってきているから、だから、大丈夫だ。

「今」は通過点だから。

ゴールがいつかはわからないけれど、

「今」がゴールじゃないことだけはわかる。

ゴールじゃないから、通過点なのだ。

でも、きっと、もしも、その通過点を大事にしなかったら、

いつ死ぬかもわからないから、

大事にしなかったことは必ず後悔すると思う。



何事にも真剣に向き合って、
「今」を大事にして、
大事な人を大事にする。





女30歳、脳梗塞、左半身不自由になりまして

30歳のときに左小脳梗塞で倒れて 左半身が不自由になりました。 リハビリ、トレーニング、 いろいろやってきてます。 同じような状況の方々や リハビリに携わる方々のために、 情報発信をしていきたいと思っております。

0コメント

  • 1000 / 1000