疲れやすい身体

私は、生まれた時から病気をもっていて、

中学生のときに、それが悪化して入院した。

この病気のことで、病院と縁が切れることはない。

治らないからだ。

この病気のおかげで、私の身体は疲れやすい身体だ。

これでワンパンチ。

脳梗塞で倒れて、理学療法士さんに、「疲れやすい身体になった」と言われた。

これでもうワンパンチ。

「疲れやすい身体」のダブルパンチ。

すぐに疲れたり、すぐに眠くなったりする。

でも私は昔から、病弱に見られたくはなくて、タフに思われたがっていた。

今ではさすがに身体を大事にすることを優先しているけれど、

それでも、

すぐに疲れるこの身体を疎ましく思ったりもする。

だって、

まるで私は怠け者のように見えるのではないか、

まるで私はなんだか弱い者のように思われるのではないか、

そんなことどうでもいいのに、

そんなことを気にしているからだ。

元気でタフだと思われたいのだ。

本当は、周りからどう思わるかは重要じゃないし、

身体を壊す方が何万倍も恐ろしい。

これでも労わりながら、気をつけながら、生活してはいるし、

なんなら割と甘やかしているくらいだとすら思っていたのに、

私の身体は思いのほか弱っていた。

病院の検査結果にけっこうビビった。

弱気になって、ツイッターでは弱音も吐いてしまった。

で。

私は、楽しい時間をもっともっと増やそうと思って、これから色々やってみようと思っている。

そんなことを考えていると、そんなことを考えている時間がもう既に楽しい。

誰かの時間も心地よくできる何かがしたくて、アロマハンドトリートメントを学ぼうと思ったり、
(スキンシップは癒しになるから。)

今の自分をきれいに残したくて、写真撮影しようと思ったり、
(誰かに見せる用の写真じゃなくて、ただの自己満足の写真。)

…なんてことを、考えてるだけで、ワクワクが止まらない。

ほんと、考えるだけで、楽しい。

考えるだけで楽しめるって、タダだし、なんか、得してる気分。

女30歳、脳梗塞、左半身不自由になりまして

30歳のときに左小脳梗塞で倒れて 左半身が不自由になりました。 リハビリ、トレーニング、 いろいろやってきてます。 同じような状況の方々や リハビリに携わる方々のために、 情報発信をしていきたいと思っております。

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