伝えたくても絶対的に伝えられないこと

InstagramやYouTubeで写真や動画で運動失調症の動作を投稿したりしているのだけど、、、

どうしても

絶対的に

伝えることのできないことがある。

これを伝えられたらどんなにいいかと思うけど、絶対に出来ない。

世の中、様々な技術が日々進歩してるわけだから、

「どんな感じなのかわかります。」

みたいなものができないかなぁなんて思っている。

でもきっとけっこう難しいだろうし、

まぁまぁ無理だろう。

私が伝えたいことは、

麻痺した身体の「感覚」だ。

運動失調症の身体を体験してみてほしい。

どんなに「普通」に見えても、「普通ではない」ことがどんな感じかを伝えられたらいいのにと思うのだ。


なぜ伝えたいか?

誰に伝えたいか?

医師、療法士、一般の健康な人たちに、

脳梗塞で倒れたらどうなるのか、

倒れて身体が突然不自由になるということがどういうことか、

そういうことを「体験」という形で知ってもらえたら、少しくらい何かが良い方へ変わるのではないかと思っているからだ。


「知識として知っている」とか

「見た(診た)ことがある」ということと、

「その感覚の経験がある」ということでは、

まるで違うからだ。


普通に歩けているように見えているだけ。

普通に動かせるように見えているだけ。

でも普通に歩けてはいないし普通に動かせてもいない。

これは文章でも写真でも動画でもどうしても伝えることができない。


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