究極大事なこと

ある人のある言葉を聞いて、とても心強く感じたのて書くことにする。


生きていく上で、
究極大事なこととは、
良い人間のなかで、
たのしく仕事ができて、
良い時間を過ごすことができる、
ということである。

多くの人間は、取るに足らないことにがんじがらめにされ、大事なものを見失っている。

いかに良い時間を過ごすか。
いかに良い人間と触れ合うか。


私は、倒れて半身不自由になったあのとき、
死んだわけではないけれど、
「こういうことができたのに」ということに関して色々と思った。

あのとき私は、人が死ぬ直前はこういう後悔が頭の中を駆け巡るのかと思った。

だから、健康や命に関わることとでなければほとんどのことは実は取るに足らないことなのだと思えた。

死ぬとき、人は何を思うのか、それはそれぞれなのだろうけれど、何も持ってはいけないのは同じだ。

プライドや世間体やお金その他諸々は死ぬとき何ら意味を成さない。
自分がこざこざ考えたことなんてなんにもなりゃしない。


大事な人を大事にできたか。

自分は納得のいく道を歩いてきたか。

笑顔をつくれたか。

良い時間をつくれたか。

それに尽きた。

「大事な人を大事にできたか」というのは、倒れたあのとき心底思ったのだ。

できることはもっとあったはずだと。

私はそれ以来、大事な人を笑顔にしたいという思いが強い。





写真は、まさに倒れて入院した病院で私がいたベッドから見た景色だ。
動けないので見ることができる景色はこれだった。

女30歳、脳梗塞、左半身不自由になりまして

30歳のときに左小脳梗塞で倒れて 左半身が不自由になりました。 リハビリ、トレーニング、 いろいろやってきてます。 同じような状況の方々や リハビリに携わる方々のために、 情報発信をしていきたいと思っております。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • ゆるり

    2019.03.04 08:00

    @松本 安弘ほんとですよねぇ。あのときは鮮明に見えました。
  • 松本 安弘

    2019.03.04 06:32

    こんにちは😃 そうですね。あの時はそう思っていたのに。忙しさの中で、忘れてしまう感覚。 確かにあの時は大事な物が良く見えていた気がします。 日々気をつけないと。